出水鶴柔術

トラスト柔術アカデミー鹿児島・出水鶴柔術♪

「巨大な波。恐ろしい波。海に入って波に向かい、悪夢のような恐怖の中に、落ち着いて飛び込む。投げ出されることもあるし、死にかかったこともある。逆に楽しめたこともある。恐ろしく、荒々しく、予測のつかない状況で、私は常に冷静でいようと努力した」

「落ち着かなければ、波を抜け出し、方向を見定め、何をすればいいかを見きわめることなどできない。ときには足につけたリーシュコードが切れて、嵐の真ん中にボートなしで取り残されてしまうこともある。『しまった』と言うしかない。ただ呼吸をするしかない」

「そこには自分と神しかいないのだから。何とか陸に戻れたら、砂にキスして感謝するだろう。そんな自然の脅威を乗り越えれば、もう目の前に立ちはだかる男を見ても、たいして怖くはない」

「ここでも自分をライオンにたとえるなら目の前にいる小鹿を見ているようなものだ。考えることはただ一つ。どうやってこの獲物をしとめようかということだけだ」
byヒクソン・グレイシー
