Don't Think Feel (考えるな感じろ)

最近、コネクション(相手の芯と深く繋がる接続する)とウェイト・ディストリビューション(体重・荷重伝達)のみでタップをとれるときがあります。
この現象は、たぶん相手にコネクションとウェイト・ディストリビューションに免疫が低い場合に起きていると思います。
理解と免疫さえあればタップまではいかないしフィジカルやサイズが違いすぎれば、そう簡単にタップは奪えないし… この武術の発想の、目に見えにくい柔術が万能や最強だとも思っていません。
今の格闘スポーツショーや格闘競技には、陸上競技や体操競技などなどのアスレティックでフィジカル・パフォーマンスや目に見える動きなどオーディエンスに分かりやすく伝わる要素が多く組み込まれています。
その要素が組み込まれるのは全く問題ないと思いますが… ほぼ、その要素しか評価されないのに問題があると思っています。
だから過度な肉体信仰や薬物問題がなくならないし、オーディエンスの見る目も見える部分しか見えなくなるし、弱者は淘汰され、残った強者も身体を壊す確率が高くなる負の部分が見て見ぬふりをされてしまいます。
武術・武道は闘いのサバイブを根幹に、日常生活のような無理のない普通の動きを武器化して強者と対等になれる道を模索する弱者のセルフディフェンスです。
年齢を重ねても弱者でも、強さのベクトルをスポーツから武術・武道の柔術に戻すことで誰でも強くなれるのが柔術の本当の姿であり魅力なのです❤︎
そして、目に見えにくい柔術は特に感じとれるようにならないといけません。
考えすぎはよくないと思います、考えすぎるて柔術が迷走するのが現代のスポーツ柔術あるあるです(笑)
だけど、先ずはしっかり考えて、考えがまとまったら、感じることで磨き上げれます。
「Don't Think Feel(考えるな、感じろ)」の格言で有名なブルース・リー先生は俳優でしたが… 本当の姿は武道家だったのだと思います♬
https://youtube.com/shorts/_s9k9u592mM?si=QFyD_w_PKerZcIAW


