試合に勝ったら、ご褒美を一つあげよう。負けたら二つあげるよ

「どんなに辛い経験をしても、勝利につなげることさえできれば、それは成長するための大きな力になる。どんな負け方をしようと、人間性まで否定されたわけではない」

「負ければ、伸ばすべき点が分かる。敗北をうまく利用すれば、成長し、実力がつき、最後には勝つ。それが本当のチャンピオンだ」

「クロンが幼い頃、試合の前に私は繰り返しこう言った。『もし試合に勝ったら、ご褒美を一つあげよう。負けたら二つあげるよ』。彼には意味が分からなかったようだが、もちろんわざと負けるようなことはしなかった」

「私が分かってほしかったのは、クロンの試合の結果によって、親子の関係が変わることは決してないということだ」

「クロンが負けたからといって、私ががっかりしたり、彼に関心をなくしたりすることはない。そう伝えたかった」
byヒクソン・グレイシー


