「忍耐」や「我慢」や「待つこと」ができる状態に自分自身の身を置くことも柔術の技術です。
ヒクソン・グレイシー先生はライオンもネズミも強さを持っていると説きました。
時にはライオン的な強さも必要で、時にはネズミ的な強さも必要だと。
皆、それぞれの個々のライオンになろうとする昨今… ネズミのように我慢強い強さを説くヒクソン先生は現代社会で最も抜け落ちている強さを説いていらっしゃるのかもしれません。
「勝つことにこだわるのではない。引き分けでもいい、とにかく負けないことが大事なのだ。個々の勝負に敗れることはあっても、精神的な敗北者にはならないことなのだ。」 byヒクソン・グレイシー