「あの試合を戦ったこと自体は正しい選択ではなかった。だが、身の危険も顧みずリングに上がり、年齢にも負けず4時間近くも戦った父のことを、今でも誇りに思っている」
byホリオン・グレイシー

父のエリオ・グレイシー先生はバーリトゥード(目に対する攻撃と噛みつくこと以外は何でもありのルール)で3時間以上も戦ったことがあります。

後にホリオン先生はバーリトゥードにおける最長ファイトとしてギネスブックに申請しましたが… 暴力を助長するからと言う理由で却下されたそうです。

エリオ先生はポツリと言われたそうです、「私が皆に見せてきた柔術は最高の護身術なのに…」と。

バーリトゥードと言う状況下で身を守りセルフディフェンスを表現されたエリオ先生… 短時間に攻撃的な性格が評価されるスポーツ競技と、長時間をかけて防衛する性格のセルフディフェンスとの中身を真剣に考えないと本当に誰しもに必要なのかが理解できません。