トラスト柔術アカデミー鹿児島・出水鶴柔術♪

「相手がどんなポジションについていようとも、私の技術のほうが優れていれば、エネルギーの無駄づかいさせ続けられるし、技術が高ければ高いほど、相手に多くのエネルギーを使わせることができる。五分もすれば相手は疲れ、十分後には消耗しきってしまうだろが、それでもこちらは動きを仕掛けるだけのエネルギーが残っていることだろう」

「そこでもし私が主導権を握れば、相手はますます多くのエネルギーを使わなくてはいけなくなり、苦しい展開だと感じる。しかし私はまだやれる。結局、私が勝つ。このかけ引きは目で見ることはできない。なぜなら、試合を見ている人は、見えるものだけを見るからだ。どちらが安全で、どちらがそうでないか、見ている人には分からない」

「上にいるほうが有利に見えるかもしれないが、最終的に上にいたほうが負けると『まさか。いったいどうして?』と言うだろう。この感覚や状況を言葉で説明することは非常に難しい。しかし、体験すれば分かるし、私から見ると、すべてに技術的な説明がつく」

現代のスポーツ競技者や有識者に目に見えないものを見ることは難しいです… 体験すれば分かるのは強いスポーツマンより、むしろなんのスポーツ経験のないスポーツに興味のない先入観のない素人、弱者のほうが理解しやすいのです。