柔術の本質とは何でしょうか?
5分~10分という限られた時間・決められたルール内で優劣を競う「スポーツ柔術」も価値あるものだと思いますが、私は時間無制限のバーリトゥードの中で自分の身を守りつつ、サブミットできるまで相手が弱るのを待つ「セルフディフェンス」こそが柔術の本質・原点だと考えています。
そして、ごく一部の限られた試合強者の為の「スポーツ柔術」よりも、格上相手の厳しい試し合いを「サバイブ」し、「セルフディフェンス」を実践できる弱者を増やすことが今の柔術に求められていると日々感じています。
この度トラスト柔術アカデミー鹿児島は、我々と同じく「武道・格闘技の原点に還る」というコンセプトを有する『R.O.M.A.N.(ルーツ・オブ・マーシャル・アーツ・ネットワーク)』の賛同団体になりました。
3年前から我々が開催していた『オールドスクール柔術大運動会』の名称を『Road to R.O.M.A.N.』に変更し、武道・格闘技の原点に還る旅に参画します。
私が主催する『Road to R.O.M.A.N.』では、ノーポイント・サブミッションオンリー、長い試合時間を設定しており、このルールならば、競技特化した柔術家だけでなく、MMAファイター・柔道家やレスラーも、同じフィールドで戦う事が可能となります。
『Road to R.O.M.A.N.』を通して、勝ち負けではなく、自己を見つめ直し、お互いに技量を高め合う試合…試し合いをしませんか?そして、この試合経験を通して、参加者の皆さんに改めて「柔術とは何か?」「武道・格闘技の原点」を考える契機になって欲しいと考えています。

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