トラスト柔術アカデミー鹿児島・出水鶴柔術♪
「試合中はもちろん試合後も、腰は問題なさそうだった。ロサンゼルスに戻るとガネーシャに感謝を伝えにいった。一カ月ぶりに見ていると、私の植えたゼラニウムの色が白から赤に変わっていた」
「ガネーシャと友達になって同盟を築くことができた気がして、これを、また万全の体調で戦えるしるしと受け止めた。腰の問題による悲惨な結果は免れたものの、永遠に戦えるわけではないこともわかってきた」
「九九年を迎えるころには、四十年間つづいてきたおかげで背中や腰など体の一部が消耗しはじめてきた。残された体力を温存する必要がある。次の一戦こそ大一番になるとわかっていたからだ」
「日本人は手ごわいうえに、負けず嫌いだ。二度目の試合で髙田の戦いぶりが大きく改善したこともあり、私を倒せる日本人選手が見つかるのは時間の問題だと彼らは考えた」
byヒクソン・グレイシー