トラスト柔術アカデミー鹿児島・持永木材グレイシー柔術クラス♪
「ホクソンを失ったことで、次男クロンは格闘技界の頂点をめざすようになった。クロンには自分を超える天賦の才とツールがあると、ホクソンも薄々気づいていたのかもしれない。わが子の例に漏れず、クロンもずっと柔術の稽古を続けてきたが、ホクソンほど強い関心は抱いていなかった」
「しかし、こんどは彼が輝く番だ。クロンは前々から観察眼に優れていた。末っ子は家族全員を見て、どんな人間になろうか決めていく。彼は小さなころから感性が豊かで、天性の勘を持ち合わせていた。基準点が私しかなかったホクソンとちがい、クロンの人生にはすばらしい女性たち、つまり母親と姉がいた」
「彼女たちがらいたおかげで、彼と同じ年頃の私とは異なる視点を持つことができ、私よりはるかに感情を理解していた。この天性の洞察力が柔術に役に立ったのは、無意識的に相手に反応する能力を高めてくれたからだ。相手の心を読み、つねに一歩先にいる方法を、彼はたちまち身につけた」
byヒクソン・グレイシー
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