「いまでも日本に行くのは大好きだ。ビジネスチャンスがあるからだけではない。現役の格闘家だった時代に、日本とその文化に深く結びついたからだ」
「多くの偉大な格闘家が日本で戦ってきたが、私くらい深く日本人と絆を結んだ選手はいない」
「いまでも日本へ行くと、私の公開イベントへ赤ん坊を連れてきて、頭を撫でてくださいと言ってくる人たちがいる。あるとき、私は記者会見に日本で最大の部数を誇る雑誌の記者を招いた」
「『ミスター・グレイシー、ひとつだけ質問があります』彼は言った。『シロクマとはどう戦いますか?』私は笑わず、少し考えてから答えた」
「『それはいい質問だ。シロクマと戦う気はないし、そのための戦略を考えたこともない。しかし、ひとつだけ確かなことがある。戦いが終わったとき、私はすてきな毛皮のコートと大量の肉と熊の歯のネックレスを手に入れているだろう』」
byヒクソン・グレイシー