トラスト柔術アカデミー鹿児島・持永木材グレイシー柔術クラス♪
「一九二五年、一家は当時暮らしていたブラジル北部を離れてリオに移った。父エリオはまだ十三歳で、試合はもちろんのこと、練習さえろくにさせてもらえず、十二歳年上の兄カーロスが開いていた小さな道場の片隅に座っていることが多かった」
「カーロスの言葉を熱心に聞き、見たことをできるだけ吸収しようとするエリオ。三年がたち十六歳になる頃には、まるで壁に止まったハエのように、誰も気にとめなくなったという。そんなある日、ブラジル銀行の社長だったか重役だったか、一人の紳士がプライベートレッスンを受けにやってきた」
「ところがその日、カーロスは時間通りに道場に現れない。そこでエリオが、『兄が待ってる間、相手をしましょうか』と申し出て、『そうだな、やってみようか』という調子で練習を始めた。三十分もだった頃、カーロスがようやく道場に姿を見せると、その紳士は、この男の子と練習を続けたいと言ったのだった」
「それをきっかけにして父は柔術を教え始め、一年後には国内チャンピオンにまで上りつめる。その後も、ひたすら情熱を注ぎ続けた父の人生は、柔術だけが生きる目的であるかのようだった」
byヒクソン・グレイシー
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