「私は父の教えをすべて吸収し、自分の能力として身につけた。それでも、自分より二、三十キロも重い相手と闘っていたのだから、くだらないミスをしたりエネルギーを無駄に使ったりする余裕はなかった」
「勝つためには、教えられた基本だけでなく、そこから、重要な何かが必要だった。それは、私が一人で踏み込んで開拓しなくてはならない、大きな未知の領域だった」
「勝利の法則を見出そうと考えていたわけではない。ただ、試合に勝つたびに、勝利に感謝した。そして、何が勝利につながったのかを深く見つめた」
「トップでいることを一度味わった人間はそれ以外では二度と満足できない。たいていの人がそうだろう。私がその味を初めて知ったのは六歳の頃」
「そのとき、自分には大物になる才能があると感じ。いつか頂点に立つことができるだろうと感じた。それからずっと、少しずつ進歩を積み重ねてきたのだ」
byヒクソン・グレイシー