トラスト柔術アカデミー鹿児島・出水鶴柔術♪
「私か闘っているのは対戦相手ではなく、自分の恐怖心、自分を信じられない心だということも分かっていた。もう敵は対戦相手ではない。私が見つめていたのは、自分自身、自分の疲労、実戦の能力のなさだった。プレッシャーを感じた」
「周りの人がみんな、『行け、行け、行け』と叫ぶ。ベルが鳴る。そして私はリングへ戻り、試合を続けてみると、まさに父が言ったとおりなのだと分かった。相手も私と同じぐらい疲れていた。三分後に私が寝技に持ち込んで、勝ったのだ」
「その経験から、私はおそらく人生で最も重要な教訓を学んだ。つまり、厳しいトレーニングを積み重ね、自分の技術のすべてを使い、それでも疲れてしまったのなら、相手も同じぐらい疲れているはずだし、自分と同じぐらいばてているはずだ」
「相手の力は自分と同じペースで失われていく。どんなに形勢が不利に思えたとしても、試合開始のときと同じチャンスが常にある、ということを知ったのだ」
byヒクソン・グレイシー