「あれほど悪い状況は、後にも先にも二度となかったように思う。良いことだろうと悪いことだろうと、何が起こっても、敵も同じ体験をしているのだと分かったからだ」
「もう疲れることは怖くなかった。あの試合が人生最悪の体験に思えたのは、恐怖に負けてはならないというプレッシャーのせいだった」
「最悪の試合ではなかったかもしれないが、最大のプレッシャーだったことは間違いない。私は父を信頼していた」
「その父からの試合を続けろというプレッシャーと、父が命じるとおりにしたくない、父の言うことを信じられないという気持ちとの葛藤があった」
「完全なジレンマだ。その体験は私にとって大きな転機になった」
byヒクソン・グレイシー