セルフディフェンスのグレイシー柔術を追求するようになってから「型」と「先入観」の違いに気づきます。

「型」は原理原則を学び、最終的には型から解放して自由に原理原則を表現・体現できるようになることと、人に柔術の中身と考え方を型を通して教えれるようになることが目的です。

「先入観」は解放されず、テクニック・肉体依存(PEDなどのパフォーマンス向上薬や過度な減量)などの競技ビジネスの搾取の無限ループから出ることができません… 今の競技柔術がそのものです。

映像、YouTubeや動画などで競技柔術を見すぎることによって、こういう動きで、こういう技で、流行のテクニックで、などなど… で戦うべきだと知らず知らずのうちに先入観が植え付けらてビジネスの枠組みから出ることができません。

型から原理原則を学び解放されはじめると、他のジャンルだと思っていた武道・武術や格闘技が全て繋がっているのだと分かってきます。

ハレック・グレイシーはセミナーで、「テクニックは、僕がアメリカに帰ったら… 君たちは忘れてしまうだろう」
「だからこそ、ボクが伝えたいことは…Principle(原理原則)」
「今日は、考えるより体感していってくれ!」と言ったそうです。

動きや技やテクニックを知るより、肉体のパフォーマンスに依存しないPrinciple(原理原則)を学び、先入観から解放してあげないと、強い人や結果を残した人だけがマウントを取り柔術を牛耳るだけで、弱者の為にできている柔術を弱者に解放できないのです。


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