「自分のすべてを伝えたと感じられる。私は各人のそばについて教え、すべてを出し尽くす。しかしその週末が終わると、少なくとも二十日はリラックスして、いつもの自分を取り戻さなくてはいけない」
「もし毎週末にセミナーを開くことになったら、エネルギーを使い果たしてしまい、その質が下がることだろう。私はいつも最高のクオリティを維持したいと考えている。熱意と幸せをみなぎらせ、創造性と影響力を発揮して、セミナーを最高の内容にもっていきたい」
「しかしエネルギーが尽きてしまうので毎日は無理だ。その事実を変えることはできないが、仕事の時間を減らしてクオリティを上げることはできる。クラスの定員を増やせば、休養し、自分を取り戻すための時間ができる」
「そういう調整が私には必要だった。ところが、二十年も休まず働き、必死でがんばり続け、家を買い、あれもこれも手に入れ、貯金をしても、楽しい暮らしも幸せも手に入らなかったという人がいる。それは見直しをしてないからだ」
「住む家があり、快適な生活をしているのに、なぜ馬車馬のように働き続けなくてはならないのだろう?働く時間を減らして、楽しみを増やそう。子供たちや大切な人と過ごす時間を増やそう。そんなふうに、ときどき立ち止まって調整しなくてはならない」
byヒクソン・グレイシー