「今日の決断が一生自分を縛ると思わなくていい。事情が変わったら、変えてもかまわない。結局は幸せになれればいいのだ。そして、途中で何かが起こったら、とにかくそれに合わせるしかない」
「物理的な財産を失っても、辛くはない場合もある。私は今、これまで生きてきて最高に幸せだが、経済的には最悪の状態だ。いや、十代の頃には何も持っていなかったことを考えると、人生最悪というわけではないのだが」
「しかし、数年前まではブラジルに農場を持ち、リオのイパネマビーチに部屋を所有し、カリフォルニアのマリブに家があった。しかし今は何も持っていない」
「妻と別れるときに気づいたのだ。何しろ彼女は三十年間も自分の妻でいてくれたし、子供たちの母であり、何年もの間ビジネスパートナーだった」
「だから、別れるなら、それなりのものを受け取ってもらうことが、私にとって幸せなのではないかと思ったのだ」
byヒクソン・グレイシー