
マウント・ポジション(馬乗り)とバック・ポジション(背後、背中に張り付く)を取った場合に1番高い点数、4ポイントがつきます。
他のポイント、2・3ポイントは行為につきます。ニー・オン・ベリー(上から相手を膝でお腹あたりを抑える)だけは別ですが。
マウントとバックに1番高得点が付くので危険の可視化で見れば1番危険なポジションのはずです。
もちろん、マウントやバック・ポジションは危険なポジションではありますが… セルフディフェンスからの目線でマウントやバック・ポジションを見ると10対0で取られた側が危険なポジションではありません。
むしろポジションを取られた場合にも利点があります。
マウント・ポジションを取られたら何がどうしたら危険なのか… バック・ポジションの何がどうしたら危険なのかを知ることが戦いをサバイブできる可能性を高めます。
ポイントシステムは柔術の初歩的な段階で、その先にあるピースであるセルフディフェンスに移行しないと柔術は現在のように強い人たちがやる単なる寝技競技でしかなくなります。
柔術は次の段階である、ポイントシステムの脱却と、戦いの切り取りである短い試合時間の脱却をしてセルフディフェンスのピースを少しずつ取り戻さないと、やればやるほど身体を壊す体に悪い、強い人による強い人のための奇抜で高度でバイオレンスな寝技競技でしかなくなります。
柔術の本当の闘いのコンセプトは弱者が暴力を中和し戦いのサバイブをする…『セルフディフェンス』なのです。