グレイシー一族が柔術を日本に還して32年ぐらい、柔術の競技化が始まって30年ぐらい。

柔術競技の身体に負担をかける寝技の障害や後遺症や疾患は、まだデータが少ないので、これから色々な障害や後遺症や疾患が出てくるのでしょうね。

セルフディフェンスの型の応用であるシンプルな基本的な動きのグレイシー柔術は身体を自から壊すことのない身体操作と術の知恵が詰まっています。

身体を動かす運動が特別になった現代。身体を動かすことが生活そのものの時代の産物であるセルフディフェンスの型。

セルフディフェンスの型は単なる戦いの切り取りではなくて、色々な恩恵をもたらしてくれます。

その恩恵のひとつに身体を壊さない身体操作があります。

やりすぎれば身体を壊すようにできているスポーツ競技だと仕方ないと思いますが… 自から自分自身の身体を壊す残念な行為をすることが武術・武道であったなら、もはや何のために武術・武道が存在しているのだろう?

身体を壊してでも強くなって、その強さで人にマウントを取って、そのどうでもいいステイタスのために武術・武道があるならば、それはもはや武術・武道ではなくて単なるエゴです。

柔術は一部の人のエゴのために存在するのではなくて、セルフディフェンスで老若男女、誰もが身も心も健全になるために存在しています。

柔術を「self-destroy」から「self-defense」へ!