「今でも弟は痩せている。しかし前よりずっと自信にあふれ、自分に力があることを知っている。また多少怒りっぽくて、私よりもカッとなりやすが、今なら人の失敗も多少は許すことができ、経験を積んで自分を抑える余裕が出てきた」

「年月とともに成長したのだ。これは誰もが避けては通れない問題だ。体が小さいからといって、バカにされて当然だとは私も思わないし、子供たちにもそう教えてきた」

「『人から失礼なことをされたら、黙っていてはいけない。何もできないのは弱虫だ。自分は臆病だと思ったままでいるのはよくないことだ』」

「たとえば誰かがやってきて『おい、ここは俺の場所だ、出ていけ』と言ったからといって、『ごめん、分かったよ』とおとなしく立ち去る必要などない」

「ただし、ここで強調しておきたいのは、攻撃的であること自体は褒められたことではないということだ。それでも、多少は攻撃しなければ間違いを正すことができない場合もある」
byヒクソン・グレイシー