
「弱い人は動けない。ドアが開いているのに、外に出ていくのが怖くてじっとしている。それは、私にはどうすることもできない。まずは、自分の可能性に気づき、自分の強さを信じることだ」

「鏡を見て、自分には何ができるのかを宣言する。自分を見つめる。そして、自分には能力があり、強い人間であり、実現する力があるのだと信じることだ。自分を信じてないなら、読むべき本もないし、これ以上のアドバイスも必要ない」

「自分を取り巻く現実がすぐに変えられるわけではない。しかし、たとえ目の前にある現実は同じでも、それに対する戦略を変えることならできる。現実が見えてくると、『もう、こんな人生はたくさん。こんなのは嫌だ。靴みたいに踏みつけられて暮らしたくない』と気づくことだろう」

「そう思う気持ちが、毎日大きくなっていけば、ついには『我慢でない!』という状態になるだろう。もう自分が何が嫌なのかに気づき、行動を起こさなければどうなるのかが分かってしまった」

「だから、爆弾を爆発させようと決めた。ボタンを押してから発射までには少し時間がかかるだろう。発射を待つあいだに、『ほら、爆発するわよ。私はどうなろうと構わない』と言うこともできる」
byヒクソン・グレイシー
