
トラスト柔術アカデミー鹿児島・出水鶴柔術♪

「無の感覚をつかむと、説明できないエネルギー、目に見えないものに対する感覚がさらに高まり、それが私を大きく変えた。私は試合に出るときは必ず、恐れを捨て、期待を捨て、心配を捨てて、感じるままに感じようとした。ひるむことなく進み、瞬間だけを見ていた」

「一瞬のチャンスを見逃すことはなかった。相手をノックアウトしようとは考えない。敵に気持ちを合わせて、『さあ、どんな試合になるだろう』と言うだけだ。防御するなら防御する。隙があれば攻める。自然にそれができた。だから敵より有利だった」

「具体的に説明するのは難しいが、大まかに言うと、私の場合は考えないほどうまくいくという気がする。ただし、大きなプレッシャー、重い責任、あらゆる期待、自分を見つめる無数の目の中で、そういう心の安定を保つのは難しいことだ」

「それができる人間はほとんどいないと言ってもいいかもしれない。しかし私は、まるで水を飲むように、自然にその境地に入ることができる。それが私の強みだ」
byヒクソン・グレイシー
