「日本にも、そうした細かい部分の良さを理解しない人がいる。繊細な美しさを楽しもうとしないなんて、日本にいる意味がない」

「美術品などにあふれる細やかな美にも、もっと目を向けるべきだ」

「たとえ美術に詳しくなくても、作品について知ることはできるし、『あの小さな花瓶を見て。きれいだ』という程度の単純な美しさではないことが分かるだろう」

「私はどちらかというと金属的な作品のほうが好きなので、日本美術を家に飾ることはないが、少なくとも知識はある」

「私は、立ち止まって眺め、細かい部分に注意を払う。それは、新しい発見を求めている脳に対して、果たさなくてはならない責任なのだ」
byヒクソン・グレイシー