先日、錦江湾横断遠泳を完泳したトシさんの息子、龍太くん♪

鹿児島は清水小学校と松原小学校で伝統の遠泳をやります。僕も十数年前に錦江湾遠泳を3回ほど完泳しました。

遠泳にチャレンジしたから感じていたのですが… 柔術を水泳に例えると、競技者が室内のプールで最速タイムを勝ち負けを競うのが「コンペティション柔術(競技柔術)」だとしたら、非競技者が時間をかけて自然である海相手に溺れずに安全な場所に辿り着く伝統の錦江湾遠泳こそが、グレイシー一族がやっていたセルフディフェンスによる「グレイシー柔術」と本質が同じだと言うことです。

どちらが強いとか、どちらが優れているとか、どちらが凄いという話ではなくて、中身が全く違う… 中身は、ノーポイント・サブミッションオンリー・ノータイムリミット(長い試合時間)の柔術ルールや時間無制限の総合格闘技であるバーリトゥードがグレイシー一族がやっていたセルフディフェンスのグレイシー柔術に本質が近いのです。

柔術は弱者のためのものです… 嫌でも海や自然相手には人間は弱者にならざるを得ないので、生き残りを賭けた… サバイブ能力にフォーカスが当たります。

柔術はエンタメスポーツ競技による、強者による自ら身体を壊す可能性のある身体能力のリミッターカットやガラパゴス化する技術革新の羅列などより、自然の流れに従った弱者の闘いのサバイブに移行しないと柔術は一部の強者しかできなくなります。

ヒクソン・グレイシー先生は仰っています、「柔術は弱者のためのもの」です!

話はそれましたが… 龍太くん錦江湾横断遠泳完泳おめでとう〜♬ *\(^o^)/*