
「好奇心が強いだけの人は、物事の表面しか見ていない。まるで子供のようだ。しかし、好奇心から一歩踏み込めば、もっと詳しくなれる。彼女は何を食べているのか?彼女は何を求めているか?なぜ彼女は自分のそばにいて、離れないのか?」

「この時点で、もう好奇心の対象ではなくなり、より詳しく調べて、中身をすべて知りたいと思う対象に変わる。好奇心は単なる足がかりだ。注意をひかれて、近づきたくなる火花のようなものだ」

「そこから先へ進むには、もっと深く関わらなくてはならない。それほどの知性があるなら、もっと使えばいいし、それほどの想像力があるなら、もっと使えばいい。『いえ、もうこれぐらいで充分だと思う』」

「これで充分とは最悪の言葉だ。充分だって?完璧でないなら、続けなくてはいけない。分かった、ほとんど完璧だというなら今日は休んでもいいだろう。ただし、明日からまた続けるべきだ。『わかった。もう充分だ』。いったいどういうことだろう」

「負けを認めたということだろうか?私には分からない。この『充分』という程度で満足している人が、あまりに多い。おそらく『充分』の意味さえ気づいていない。私は『充分』だという言葉が一番嫌いだ」
byヒクソン・グレイシー
