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「私が畏れる自然は、海や波だけではない。あらゆる自然だ。私にとっては自然はどんな対戦相手よりも恐ろしく、私が挑む相手の中で最も手強い。雪に覆われた山を登る」
「氷のように冷たい水に飛び込む。自然とな、人間に極限の苦痛を与えることができる存在なのだ。火で焼かれれば、恐ろしいだけでなく死んでしまう」
「しかし、湖に張った氷に穴を開けて飛び込めば、火で焼かれるのと同じくらいの辛さを、生きたまま味わうことになる。何とかしないくては命が危ないと分かっていても、あまりの冷たさに体がこわばって動かない」
「そこで冷静に呼吸をすることは、究極のセルフコントロールだといえる。もしパニックを起こせば、自分を見失い、何の得にもならない。コントロールほ範囲を超える体験をして、命が危なかったというだけだ」
「しかし、そんな苦境に立たされても、深くゆっくりと呼吸し、リラックスしていれば、乗り越えることができるはずだ。あとは、どんな地獄だろうと落ち着いていられるようになる。だから私は自然に挑み、できるだけ冷たい水に体を浸した」
byヒクソン・グレイシー
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