意思の力を知り、それを使えるようになれば、強くなれる

「今ではほとんどの人がタバコは体に悪いことを知っている。知っているのに吸い続けている。あるとき医者に『このまま喫煙を続けたら死にますよ』と言われたらどうするだろうか」

「それでもタバコを吸い続ける人は、弱い人間か、愚かな人間だ。タバコが体に悪いと分かったとき、きっぱりとやめられる人は、強い意志のある人だ」

「そうでなければ挫折してしまうだろう。多くの人がタバコをやめるべきだと分かっていても、やめられない。それは自分の中にある″強さ〟を発揮していないからだ」

「勇気と意志という二つの力を、どちらも使わなければ、禁煙のように苦しい目標を実行することなどできないのだ。意思の力を知り、それを使えるようになれば、強くなれる」

「タバコなどの悪い習慣から足を洗うこともできるだろうし、何よりその力は、まるで腕立て伏せのように鍛えることができるのだ。力がついていることを感じながら、淡々と繰り返して、習慣にすればいい」
byヒクソン・グレイシー



