誰にでも同じ気持ちで向き合える

「国境も関係ない。ハンガリーにいようと、ポーランドにいようと同じだ。言葉が分からないし社会も歴史も文化も、何もかも違うから、私が話しかけたところで貧しい人を憐れんでいるのだと勘違いされるかもしれない」

「ただ仲良くなりたいのだということを分かってもらうのは、難しいかもしれない。もし、そこで小銭を投げ与えたりしたら、『虫けらのような扱いを受けた』思われてもしかたがないだろう」

「実はブラジルには、貧しい人に失礼な態度でお金を与える人が多い。そんなことをされたら、『金を投げつけやがって』」

「『俺を見下したな。名前も知らない俺のことなど、どうでもいいのだろう』と思うはずだ」

「そんなやり方では何も伝わらないし、悲しく暗い感情を生むだけだ。でも私はどの国にいようと、気持ちさえ通じれば、貧富の差に関係なく誰にでも同じ気持ちで向き合えると思っている」
byヒクソン・グレイシー

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