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自分が高校生の時、

当時通っていた空手道場に、

全日本大会の組手一般軽量級で5回優勝した

H先輩という、“スーパー”チャンピオンがいた。

H先輩の

蹴りは

日本ハム大谷の162kmストレート並に速く、

さらにカウンターの突きが、

羽生 結弦くんの

四回転ジャンプ並に絶妙だった。

空手と並行して、

モトクロスのレースにも出場するような人だったので、

とにかく運動神経が抜群だったのだと思う。

そんなスーパーチャンピオンが、ある時言った。

「組手で調子が悪い時、なかなか勝てない時ってあるでしょ?

そんな時は、『型』を練習するんだよ」

正直、空手やってる時は、その言葉の意味がよく理解出来なかった。

「H先輩は、運動神経が凄いから強いんでしょ!

空手の才能があるから強いんでしょ!」

って思ってた。

でも、

時間は流れて、

トラスト柔術アカデミーで

ブラジリアン柔術を習い始めて7年、

その言葉の意味がちょっとだけ理解出来てきたかもしれない。

空手の『型』に当てはまるもの、

それは、ブラジリアン柔術では『打ち込み』。

自分は、クラシックな柔術もモダン柔術も大好き。

ブラジリアン柔術は全部大好き。

だから、興味があるテクニックは全部知りたい。

自分が強くなれる要素があるものは、全部手に入れたい。

だけどそれは、

『型』という“真ん中”が無ければ、意味がない。

『打ち込み』という“真ん中”が無ければ、意味がない。

トラスト柔術の18種類の『打ち込み』をガッツリやる!

そのうえで

大好きな柔術を楽しむ。

それが自分らしいかなって(^^)

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ブラジリアン柔術を習い始めたから、

空手の『型』の重要性を理解できた。

やっぱり「武道」「武術」は、

どこか繋がっているのかもしれない。