トラスト柔術アカデミーのシゲです。
『Fight & Life (ファイト&ライフ)vol.49』2015年8月号、
絶賛発売中です!
宜しくお願い致しますm(__)m
格闘技雑誌つながりで、
今回は、わたくしが今でも大切に保管している、
一冊の「ゴング格闘技」について書きたいと思います。
ボクは、
雑誌のインタビュー記事、自分が好きな格闘家のインタビュー記事で、
心が救われて、気持ち新たに前向きに
“未来の一歩”を踏み出せる!なんてことが多々あります。
このゴング格闘技の、
『MMAを通すことなく、グレイシー柔術の哲学を広めることが必要だ』
と、見出しに書かれた、ヒクソン・グレイシー先生のインタビュー記事は、
まさにそれです。
当時のボクは、
柔術の試合に出ては負け、出ては負けの、
ただただ繰り返しで、
「弱くてダサい自分が、柔術をやる意味なんてあるのかな??」
「本当は、柔術は “強い人” しかやっちゃいけないんじゃないだろうか??」
「MMA(総合格闘技)をやるような人が、柔術をやる人なんじゃないだろうか??」
って・・・そんなにふうに考え始めていました。
そんな時に読んだこのインタビュー記事。
“世界最強”と呼ばれていたヒクソン先生が発言するからこそ、説得力のある言葉・・・
☆「柔術は、MMAチャンピオンになるために必要なトレーニングではない」
☆「柔術とは、誰にでも指導できるもの。特別なタフな連中に指導するだけのものではない」
☆「MMAで勝とうという人間よりも、
人と話すことが苦手だったり、自分に自信のない人たちに指導することのほうが本分なんだ」
☆「柔術とは、人生における哲学だ」
☆「老若男女が柔術を学び、生活に生かすことができる」
この記事を読んで、
「ああ、自分は “柔術の世界” に居てもいいんだな」
って、嬉しい気持ちになったことを、今でも鮮明に覚えています(^^)
この何年後かに青帯を巻くことが出来て、
そして
夢だった「ヒクソン・グレイシーCUP国際大会」に出場して、
ヒクソン先生に直接お会いして、
サインをいただいたこのメダルは、
一生の宝物です。
自分の記事で、同じように夢と希望を!
なんて、偉そうなことを言うつもりは、これっぽっちもありません。
むしろ、
「へえ~、こんな弱そうな奴が出来るんだったら、
オレも柔術やってみようかな」
って思ってもらえたら(~_~;)笑
これマジ。