「父は護身術としての柔術の指導に満足していたが、カーロス・ジュニアは柔術を競技スポーツに変えるという大きな構想を抱いていた。ルールを標準化し、スポンサーをつけ、審判がいて制限時間がある、正式認可を受けた競技にしたかったのだ」
byヒクソン・グレイシー

柔術を競技化したことにより一部の競技者を増やし競い合いをさせることで高度で難解な技術を増やし、その技術を高いフィジカルと知能で駆使できる選ばれたスポーツエリートを生み出しました。

その反面、老若男女誰もが柔術をできにくくなり、柔術のセルフディフェンスの技術と哲学、柔術の本質が忘れ去られました。

武術・武道がスポーツ競技だけになると本質が忘れ去られ誰でもできる柔術が一部のスポーツエリートにしか残りにくくなります。

セルフディフェンスは頂点に立てれる一部の強者よりも、その他大勢の弱者に最も必要な柔術なのです♬*\(^o^)/*