「UFCはファンを教育して見る目を向上させる努力をおざなりにしたまま、試合を短いラウンドに封じ込め、本来グラウンドで戦ってるはずの選手を早く立ち上がらせるなど、日和見的にルールを変更していった〔第一回大会では一ラウンド五分(ラウンド制限なし)だったが、たとえば六年後のUFC21ではタイトル戦は五分五ラウンド、ノンタイトル戦は五分三ラウンドに〕」
byヒクソン・グレイシー

昔の柔術の試合… バーリトゥード(現MMA)やコンペティション(現競技柔術)にはセルフディフェンスで戦う戦術・戦略と考え方という柔術の本質が存在しました。

それ観るファンもつまらないと思われた真剣勝負(リアルファイト)への深い知識と愛情と腰を据えて見る目があり、作られたスペクタクルな動きを強要されるルールのエンターテイメントスポーツショーを観にくる客以外にも存在しました。

まるでエンタメスポーツを騒ぎながら観に来る客ではなく、選手の一挙手一投足を黙って固唾を飲んで見守るプロゴルフのファンのように♪

柔術の本質であるセルフディフェンスを見抜けない客より、観る目のあるファンを育て老若男女、誰でも嗜めるようになるのが柔術のこれからだと思います♬(^-^)