「カーウソンの生徒は積極果敢に攻撃するが、力に頼りすぎるところがあった。カーウソンの技術は洗練されたものではなかったが、彼の抱える生徒たちは合っていたようだ。その教え方も殺伐としていた。父の指導は『よし、落ち着け、ベースを維持して、うまくエスケープしろ』といった感じだ。同じ状況でカーウソンは『そのクソ頭を抜いて、あいつを叩きのめせ!』と叫ぶ。彼にとって、グレイシー柔術ふで大事なのは腕力に対する頭脳の勝利でも、正確な技術でも、一族の食事法でもなく、心臓が口から飛び出るまで戦うことだった」
byヒクソン・グレイシー

弱者でも柔術で戦えると謳っていたグレイシー柔術に憧れて柔術をはじめて24年… 24年間ずっと柔術とは″弱者”のためか”強者″のためかで揺れ動く問いでした。

しかし、弱者の居場所は成熟し近代化したスポーツ柔術競技にはなくなりつつあります。

弱者のセルフディフェンスを謳ったグレイシー一族にも柔術への思想の違いは何十年も前から存在します。

グレイシー柔術が世に出て今年で30年… 今だからこそエリオ・グレイシー先生が護ってこられた誰でもできる弱者のためのセルフディフェンスが必要なのです♬*\(^o^)/*