トラスト柔術アカデミー鹿児島・水俣dojo♪

「兄は、試合会場をつくって、誰でも、何の選手でも構わないから、二人でそこに入って闘わないかと提案した。入るのは二人で、出るのは一人。どちらかが勝つまでやる。もちろん、たいていの人がまず疑問に思った。『でもルールは?』『ルールはない』『制限時間は?』『無制限だ』『重量クラスは?』『ない』『リングに上がったら、何をしてもいい』。」

「そして、その試合を見た世界中の人々は、息を呑んで驚いた。弱そうに見える細い体の男たちが、レスリング、柔道、ロシアレスリングのサンボなど、各界を代表する強そうな巨漢のファイターたちを次々と倒したのだ。『すごい、これは何だ?』という声があがり、グレイシー柔術を知る人は少しずつ増えていった」

「現在では、そのスタイルにかかわらず、どんな格闘家でも、グレイシー柔術を知らなければ隙だらけだと感じることだろう。ノールールの戦いにおいて、ボクシングしか知らないのでは勝つことはできない。ボクシングの技術は、ボクシングの試合でしか役に立たず、平凡なボクサーなら、床に倒れたとたん負けるに違いない」

「まったく新しい要素が格闘技界に持ち込まれたのだ。今、あらゆる格闘家がグレイシー柔術を認めて敬意を払うのは、それが真剣勝負の本質だと分かっているからだ」
byヒクソン・グレイシー