僕は基本的に大多数の子どもにはノンコンタクトだろうがフルコンタクトだろうが上を目指す競技をやらせないほうがいいと思ってます。

親も子もスポーツ競技で成功した選ばれたエリートを目標にしているということは、ほとんどの人がなれないという事です。

競争が好きで、強者をエリートを、上を目指したい子はやればいい。

競争に勝ち選ばれたエリートになれることは、とても素晴らしいことですが… ほとんどの子ども達が挫折するか怪我をするか何らかの理由でダメになるか辞めていくのが普通なのでは?

そういう限られた時間で人を押し退けて上を目指す競争の世界ばっかりがメインになって、時間をかけてでもスキルの体得や自己啓発を磨き楽しむ世界が少ないのだろう?

武道や格闘技を一般社会のマクロな視点でみて、プロみたいに限られたエリートが上を目指す世界は必要ではあると思いますが… 後者の世界がメインであることが大多数の子どもが好きなことを辞めずにすむと思ってます。

僕は娘に水泳を習わせていましたが、 競技者になるためではなく、溺れないように身を守れるようなライフスキルとして習わせていました。

とくにアマチュア格闘技や武道はプロみたいな考えの方のアマチュアが多いんだろう…?

現在の武道スポーツといわれている柔術や柔道や空手などはアマチュアなのに本当に危ないです。危ないというのは、その競技の戦い方や技術というよりも、競争によって「何がなんでも勝ちにいく」という自制の効かない精神状態が危険を招き寄せています。

僕は、グレイシー柔術の「勝つ」ことよりも「負けない」ことを重要視しているセルフディフェンスによるサバイブ術が現代最も必要とされ、メインになるべきライフスキルである武道であると信じています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/27a480a4fe7b406a41c0446d618c0a99a24c307b