「同じものを見ていても、本質をとらえることができず、表面的な知識ばかりが増える人と、何かを読んだらすぐに実行に移し、自分だけの深い考え方を身につける人がいる」
「その違いはどこにあるのか?それは、知識の量ではなく個性の差だ。私の知識や知恵は、成長しながら身につけたもので、粘り強さから生まれたものだろう」
「人間の脳がどれほどの力を秘めているのか、私はどれほど人と違うのか、なぜ知性において特に優れた人がいるのかは分からない。私に言えるのは、全員が一人ひとり違うということだけだ」
「知恵をどれだけ深く理解できるかは人によって違うが、それは受けてきた教育や育った家庭環境のせいではない。高い教育を学ぶ機会がなくても高い知性を備えた人もいる」
「たとえば、インドの苦行者や昔の修行僧などは、学校へ行ったことも勉強したこともなく、本を手に取ったことさえなかった。しかし、涅槃やキリストについて、すらすらと説明できたし、深い洞察力で人々を驚かせることも多かった」
byヒクソン・グレイシー