「親や先生や年上の人の教えを疑わずに信じるのか、経験を重ねながら自分で正しい道を見つけるのか。どちらかに極端に傾いてはいけないが、正直に言うと、私は人から教えられたことを鵜呑みにするべきではないと思う」
「そして何より論理的に考えられる人になるべきだ。ただしそれは、頭が良いこととはまったく違う。頭が良くても考えられない人もいる。本当の頭の良さが発揮されるのは、一瞬のチャンスをとらえられるときだ」
「つまり、『頭の良い動きだ』というような、瞬間の利点を生かすときである。論理的に考える人は、頭が良いとは限らないが、分別があり、深く考えて理解している。『近道をするつもりはない。そんなことしても無駄に疲れるだけだから、安全に遠回りで行くよ。確実だし、予測できる』」
「分別のある人は、そういう特徴を生かして、必要に応じて調整しながら、最も安全なポジション、最も効率のいいポジションを守ることができる。そして、物事を長期にとらえて最高の結果を出すことができる。逆に頭の良い人は、短期的な視点から、すばやく近づき、すぐ結果を手に入れようとする」
「しかし、それは間違いを犯すかもしれないし、失敗するかもしれない。道の途中で足をとられて動けなくなるかもしれない。頭の良い人の選択は、短期的に見れば有利かもしれないが、長い目で見ると同じ結果が出るとは限らないのだ」
byヒクソン・グレイシー