
「兄ホーウスと稽古をはじめたのもこのころだ。それまではエリオがただひとりの先生だった。サーフィン、柔術の稽古、喧嘩、乗馬、ハングライダーにナンパーーーホーウスはたえず活動していた」
「動きが速く、技術に優れ、『もっと練習しろ』おつねに私を焚きつけた。最初、ホーウスは父とホリオンといっしょにダウンタウンで指導に当たっていた」
「その後コパカバーナにあるいとこのカーウソンの道場で週三日教えるようになった。カーウソンは一族の王者の座を退いたあと、私たち第二世代のなかで初めて父と決別したグレイシーだった」
「一九六四年に自分の道場を開き、エリオとちがってグループ指導にも力を入れ、優秀なファイターがいて生徒にグレイシーの看板を背負って戦いの場へ乗り込む気概があれば、無料で教えることもあった」
「カーウソンの寛大さは伝説的で、そのため今日でも多くのファイターが彼に忠誠心と感謝の念を抱いている」
byヒクソン・グレイシー
