
トラスト柔術アカデミー鹿児島・持永木材グレイシー柔術クラス♪
「一九八二年はほろ苦い年になった。ずっと夢見てきた“息子の父親”になったものの、同時に衝撃的な喪失も味わった。六月の週末、ホーウス一家がマウアーの山へ出かけた」
「宿泊するホテルの前に停まっていた一台の車の屋根に、自分がかつて使っていたハングライダーが取り付けられていることに彼は気づいた。車の持ち主は友人の友人だった。兄自身、何度も危ない目に遭っていたし、何人か友人も亡くしていた」
「だからハングライダーはやめると奥さんのアンジェラと約束していたのに、偶然の出合いに心を奪われたのか、翌日飛びにいく手配をした。当日は飛ぶのに必要なだけの風がなく、コンディションがとても悪かった」
「しかし、ホーウスが何かをやると決めたら止めても無駄だ。ハングライダーの持ち主も、危険すぎる、行きべきじゃないと言ったが、一回だけとホーウスは説得した。兄は斜面を駆け下りて飛び立ち、最初は揚力を得たが、そのあと急降下して斜面から八〇メートルほど先の地面に墜落した」
「草木の生い茂った森へ友人が駆け込むと、兄が木から逆さまにぶら下がって目を見開いていた。一見、何事もなさそうに見えたが、首の骨が折れて息絶えていた」
byヒクソン・グレイシー

《 持永木材(株)》
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