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彼らの姿勢に私も少なからず影響を受けていたのだろう

「カウアンは一家に明るい影響をもたらしてくれたが、私に対するキムの憤りは止まなかった。世話をすべき幼子がふたりになったのに、私は相変わらずやりたいようにやっていた。ほとんどの時間、家を空け、トレーニングと指導に没頭していた」

「キムは子どもたちを愛していたが、彼女にとって母親の役割に専従するのは簡単なことではなかった。世界を股にかけるモデルから瞬く間に、家でふたりの赤ん坊を抱える母親になったのだ。いまでこそ誇れることではないのは承知しているが、私は若く、有名で、身勝手だった」

「リオで最高の美女たちが自分に飛びついてくれば、その誘惑に毎回あらがえるわけもない。それが問題に拍車をかけた。キムとの間がどうあろうと、子どもたちを放っておく気はなかった。あまりに大切な存在だったからだ」

「子どもたちといっしょでないと幸せを感じられない。敬意や誠実さについて、彼らに教えたかった。もしキムが、酒飲みの喫煙家で子どもに悪い影響を及ぼすような男と再婚したらどうする?私には夫としての不手際があったし、喧嘩もしたが、キムが子どもをなにより愛し大切に思っているのはわかっていた」

「まだ愛し合っていたし、結婚生活がうまくいくよう努力したが、私は男女関係に関しては至らないところが多く、非常識な行動規範で生きていた。カーロスとエリオが繊細な新時代の人間でなかったことを思うと、彼らの姿勢に私も少なからず影響を受けていたのだろう」
byヒクソン・グレイシー

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