
「辛抱強いからか洗脳の力なのかわからないが、父くらい犬のあつかいに長けた人はいなかった」
「心が強ければどんな凶暴な動物とも気持ちが通じると彼は信じていた」
「友人が誰にでも噛みつくとんでもないドーベルマンを飼っていたのだが、父はその犬に会うためだけに友人の家をたずねるようになった」
「すっかりエリオと仲良くなったドーベルマンは彼が帰っていくと悲しげに吠え、次に会いにくるまでずっと吠えていた」
「ついには飼い主がこう言った。『エリオ、この犬はきみにあげよう。こいつが幸せなのはきみがいるときだけなんだ』父はすぐさま犬小屋を構え、ドーベルマン犬をたくさん飼いはじめた」
byヒクソン・グレイシー
