
トラスト柔術アカデミー鹿児島・出水鶴柔術♪
「試合を放棄する考えは頭から消え、ズールに向かって足を踏み出した。選択肢はふたつしかない。相手を殺すか、自分が死ぬか。たがいに疲れていたので、第二ラウンドはかなりペースダウンした」
「ズームが放った大振りのパンチをかわし、クリンチに持ち込む。投げを試み失敗したが、父の正しさがわかってきた。キング・ズールは私以上に疲れていた」
「リオから来た小僧がまだこの殺戮者と渡り合っているのを見て、観客の意識が私のほうへ傾きはじめた。勝ち目のなさそうだったところへみんなが応援に回り、『それいけ、小僧!やっちまえ!』と叫んでいる」
「スタンディングでしばらく揉み合ったあとズールをマットに倒し、すかさずバックを取って頭と首の後ろに肘打ちを入れた。そのあとチョークで仕留め、三分前の地獄が歓喜の渦へと変わった。私の勝利に観客は呆然としていた」
byヒクソン・グレイシー
