
「戦いを挑まれたことに気づき、アモナはキックボクサーのように腕と脚を揺すって体をほぐしはじめた。それからリコに向かって、『このガキ、痛めつけてやるぜ』と言った。私はすばやく接近してクリンチに取り、地面に倒した」
「アモナは立ちあがろうとしたが、私が背中に回ってチョークをかけると、うつ伏せのまま落ちた。殴って正気に戻し、立ち上がろうとする背中に張りついて、またチョークをかけようとした」
「アモナが怪力で抵抗したため絞め落とすには至らず、ならばと頭突きをぶち込んだ。『クソ野郎を眠らせろ!』とへウソンが叫び、リコが『殺さないでくれ!』と懇願している。再度アモナを眠らせたあと、私はコンクリート片をつかんで彼のボードを叩き壊した」
「フォカが受けた仕打ちを考えたら当然のことだ。この対決の噂はたちまち広まった。翌日、ビーチにいた私のところへオーストラリアのプロサーファーが何人かやってきて、『すげえな。おまえが、バイロンをやっつけたのは。俺もその技を知っていたらなあ』と言った」
「彼らが私を祝福し大喜びしていたのは、ブラジル・ショーツの一団とアモナのおかげで彼らもハワイで惨めな思いをしていたからだ」
byヒクソン・グレイシー
