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彼らの左翼思想の文献を読み、その活動に共感していた

「ブラジルの独裁政権は間違っているとホーウスは考えていて、左翼の反政府軍に属する友人もいた。一九六〇年代後半から、ブラジルでは民族解放行動(ALN)と呼ばれるマルクス主義集団が爆撃作戦や誘拐作戦を遂行していた」

「独裁政権はアメリカの政府や多国籍企業に国を売っている、ALNはそう非難した。そのメンバーが西ドイツとアメリカの大使を誘拐し、釈放と引き換えに身代金を手に入れた事件を機に、政権の政治社会警察(DOPS)が本格的な取り締まりに乗り出す」

ALNへの協力を疑われた人物を見境なく逮捕して、拷問し、ときには殺害するようになった。ホーウスにはリコという友人がいた」

ALNの一員で、常日頃から銃や手榴弾を入れたバッグを持ち歩いていた。ホーウスはALNの一員ではなかったが、彼らの左翼思想の文献を読み、その活動に共感していた」

「あるとき彼といとこのホブソンは革命家ではと嫌疑をかけられ、DOPSに逮捕された。そのころにはホブソンは格闘技のキャリアに見切りをつけ、口達者で世慣れた男になっていた」

byヒクソン・グレイシー

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