
「私たちの序列は残酷なぐらい公正だったが、自分が間違っていたときは素直に認める姿勢も学んだ。誰かが兄弟のことを言いつけると、エリオはこう言った」
「『誰が何をしたいかという問題ではない。ふたりとも自分が正しいと思っているなら、私が解決の仲立ちをしよう。ただし、いっぽうが嘘をついていたら、厳しい罰を受けることになるぞ。自分が悪かったのを知っていたんだからな』」
「この方針があったから、兄弟は自分たちで事の善悪を裁き、父親を巻き込まずに解決するのが最善と心得ていた」
「私の柔術の能力と情熱的な取り組みをエリオが見定めたとき、私たち親子は特別な関係を築くことになった」
「父は私の中の何かを見抜き最高のグレイシーになれと励ましてくれた。ほかのグレイシーとはちがい、私には無理強いさせる必要がなかった」
byヒクソン・グレイシー
