
「父にはジョアンという友人がいて、マスティフ犬の繁殖を手掛けていた。この犬種は巨体攻撃性を併せ持ち、体重は五〇キロ近くもあった」
「かつては、大型動物や逃げ出した奴隷を狩るために使われていたという。ジョアンのところにブーマという手に負えない犬がいて、生まれて半年でジョアンに襲いかかったため、父に預けることにした」
「ジョアンは犬にリードをつけ、父といっしょにうちの牧場へ向かった。到着すると、エリオはリードを持ってブーマを車から降ろし、週末のあいだずっとリードを放さなかった」
「ついにリードを外したとき、犬はもう父に心を奪われていた。子どもたちとも仲良くなり、家族みんなに可愛がられた」
「次にエリオはトールという名のジャーマンシェパードを手に入れ、これが私の最初の犬となった」
byヒクソン・グレイシー
