

トラスト柔術アカデミー鹿児島・出水鶴柔術♪
「信号ごとに、その街区に目を光らせて耳を澄ましている集団がいた。飲み物を売る物もいれば、お菓子を売る物、麻薬を売る物もいる。車が止まると運転席の窓に近づいていく。運転手が無視して前を見ていると、窓から石をぶつけられて財布を奪われることもあった」
「非行グループから喧嘩屋、上流階級のお嬢さん、サーファー、イパネマの美女まで、私は何もかもを理解したかった。よく学校をサボってリオの街をぶらついた。街なかの巡り方もおおよそ決まっていた。まず家電用品店にいって、店員と軽口を交わす」
「『冷蔵庫でも欲しいのか、坊や?』と訊く店員に『今日は買わないけど、明日ならひょっとするよ』といった具合に。次はパン屋でおやつを買い、店主と話をする。その次は新聞のスタンドで売り子と最近のサッカーの試合について語り合った」
「制服を着て教科書を持っているのだから学校をサボっているのは明らかだが、私は彼らの単調な日々を和ませていたのだろう」
byヒクソン・グレイシー
