トラスト柔術アカデミー鹿児島・出水鶴柔術♪
「最初、日本人は私に興味津々だったが、同時に懐疑的でもあった。彼らの多くは日本のプロレスラーこそ最強と信じていたからだ。東京の記者会見で、日本人記者のひとりがこう質問した」
「『いままでどこにいたんですか？試合に出ないのではないかと心配する人もいました』長野近辺の山にこもっていたと答えると、記者はとまどいの表情をうかべた」
「そこで、試合に集中してサムライ精神とつながるために、平穏な場所にいたかったのだと説明すると、記者の表情はいっそう困惑の度を強めた。別の記者から試合の戦略について問われ、わからないと答えた」
「試合本番では相手の弱いところを攻め、相手がくれたチャンスをつかむつもりだからだ。自分の心身が自分をどこへ連れていくかは予測がつかない」
byヒクソン・グレイシー