
「電話で知らせを受けたとき、自分の人生がこれまでとはちがったものになることを瞬時に悟った。あこがれの人で、先生でもあった敬愛する兄を失っただけではない」
「これによって、私は一族の正式な王者になった。外からのあらゆる挑戦に応じ、次世代のグレイシーを率いていかなければならない。一族最後の砦になったのだ」
「ホーウスの葬儀はダウンタウンに近い公共墓地で営まれた。一族全員が参列したが、伯父カーロスだけは悲しみのあまり出てこれなかった」
「棺の中のホーウスはTシャツを着ていて、首が大きく腫れ上がっている以外はふつうに見えた。悲しいことに、これが彼の姿を見る最後の機会になった。当時もいまも、彼が恋しくてならない。彼の死は一族の力学に大きな影響をあたえた」
「カーロスの息子でありながらエリオに育てられたホーウスは両家をつなぐ鎹だった。両家をつなぐ役割を果たしていた橋が永遠に消えてしまったのだ」
byヒクソン・グレイシー
