
「試合がはじまると、私たちはフットロックでタップを奪いはじめた。投げやポイントは無視して関節技だけを狙っていたので、レフェリーが怒って、相手を極める前に反則を取るようになった」
「あるときホーウスが相手をフットロックにとらえると、レフェリーが試合を止め、『足首をねじってはいけない』と言い渡した。ホーウスが足に手を伸ばすたびに試合が止められ、結局、彼は三位にとどまった。カーロス・ジュニアは決勝に進出して敗れた」
「私は決勝進出を果たし、アメリカ空軍の屈強なレスラーと対戦した。ベースに優れていて、上に乗られるとなかなかひっくり返すことができない。残り一分、ポイントが0対15になったところでようやくスイープに成功、マウントを取った」
「相手が私を押しのけようとした刹那にアームロックを極めた。痛みに悲鳴をあげたところでレフェリーが試合を止め、この階級は私の優勝となった。金メダルは獲得したが、しかしこんな大会に意味はないと思った」
「ここで私が使えるのはストレートアームバーとフットロックとニーバーだけで、その三つでさえ数あるルールやレフェリーの主観的判断に左右された」
byヒクソン・グレイシー
